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株式会社登豊商事

株式会社登豊商事

登豊商事社は、台湾出身の陳社長が日本での資源循環に資する事業からはじまり、2020年には台湾の『海外台商磐石奨(賞)』を受賞したグローバル企業である!

  • ✎小杉 隆
  • 更新 2021/12/14
本社所在地 〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-34-13フォレスタ三鷹1F
代表取締役 陳 五福
主な事業内容 非鉄金属、OA機器、不動産、アパレル事業、樹脂事業、食品事業
ホームページ (株)登豊商事
http://www.tohoshoji.com/

登豊商事社の陳社長は、台湾出身で会社の創業は1998年である。日本語も堪能でその聡明さがうかがえる。事業は、非鉄金属、OA機器、プラスチック等のリユース・リサイクル事業からはじまり、不動産事業、アパレル事業、最近では食品事業と多角的な経営で事業を拡大発展させている。

事業における国際規格の認証では、品質マネジメントシステムISO9001と情報セキュリティマネジメントシステムISO27001を取得している。国内では、情報機器リユース取扱事業者として一般社団法人情報機器リユース・リサイクル協会(RITEA)より認定を受けている。登豊商事社は、環境に関わる社会的ニーズが増している中で、その企業のポテンシャルが発揮されている。戦後、経済発展を遂げた日本のように、今、東南アジア、中国等の経済発展の著しい国を相手にビジネスを展開する逞しさを、あらためて見習わなければならない。

2020年には台湾の中小企業を表彰する賞で『海外台商磐石奨(賞)』を受賞し、蔡総統より祝福された。日本では聞きなれない賞だが、例えるなら日本の「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」や「グッドカンパニー大賞」といったところだ。本賞を登豊商事社が受賞したのは、日本と台湾の架け橋となり、また、発展に貢献したことを評価されてのことだろう。陳社長といえばこの賞を誉としつつも、奢らない姿勢に感銘を受けるばかりだ。

そして、彼の人柄を象徴するのがママチャリだ。会社へは、このママチャリを使って、自宅から通っている。陳社長には3人の子供がおり、家庭では子供の成長に奮闘する優しいお父さんである。

自身は体力を維持するため会社の帰りに水泳を行う。私も通っていたが1000mを泳ぐのはなかなかスタミナがいるものである。公私ともに、日本の静脈産業を担う、頼もしい経営者である。

[ 2014/6/6 登豊商事本社にて ]

【参照サイト】株式会社登豊商事