港区立エコプラザで『身近な環境雑記展とエコばたカフェ』第6回を実施しました。
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  • ✎IRIEP事務局
  • 2025/04/03

3/29(土)に「身近な環境雑記展とエコばたカフェ」第6回を港区立エコプラザで実施しました。今回のテーマは「遺品整理とごみの分別」です。

●エコばたカフェ

井戸端会議をもじってエコばたカフェ。
はじめて会った人、知り合いになった人と環境やエコロジカルなことについておしゃべりをする。

遺品整理を請け負う業者は年々増え、法人、個人事業主を合わせて2万社以上と推定されています。そんなにたくさんある業者の中からどんなところを選べばいいのか。基準はあるのか。法令に沿ってきちんとできている業者を見つけるのは一般市民にとっては難しいことです。今回は遺品整理業者を選ぶときの注意点をさまざまな事例を挙げて紹介しました。



また、遺品整理費用が高額になる要因について、私たちが日々行っているごみの分別が関係していることを港区のごみの出し方冊子や他の区市町村の冊子を例に紹介しました。みなさん自分ごととして、熱心に耳を傾けていました。今回の参加者は一般市民、市議会議員さん、医療関係、廃棄物関係など世代も多様な方々が集まり、まさにエコばた談議をすることができました。


市民が、消費者が、ごみの分別に日々努力しても、新しいモノが作られて供給され、モノによって社会問題となるようなことが起これば益々分別の種類が増えていく世の中です。さらに行政のごみの分別や回収など廃棄物行政には地域の差もあり、暮らしていく中でのごみ出しの要求は複雑化していくことが考えられます。市民は廃棄物行政に強い関心や課題感を持って、地域の行政や地域の政策を考える議員、地域の事業者、そしてモノ生み出す製造事業者へ対峙していくことが必要と思います。

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身 近 な 環 境 雑 記 展



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昨年5月からはじめた「エコばたカフェ」は、消費者へ知って欲しい環境に関する身近なことをテーマにバージョンアップしながら予定した6回を終えました。消費者を対象としたはじめての取り組みでしたが、ごみの分別、ごみと資源、遺品整理など、多くの方が興味や関心があることが分かりました。ごみを出す習慣からごみにしない習慣への転換は、市民の興味を引くこと、関心を高めることで実現するかもしれないと思いました。